ここについて。

此処は慧冠による詩ブログです。
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詩同盟 雪月花

朝のひとこま


カーテンから差し込む光が、僕に朝だと知らせる
窓の向こうから耳に響くスズメたちの声が、朝を教える
遠くで目覚ましの音も鳴っているようだ

起きなさい、起きないと遅刻するよ

まるでそう叫んでいるような大きな怒鳴り声
そっと目蓋を押し上げると、目を擦る
はあっと息を吐き出せば白い
その色に体を縮めて、再び布団の中に顔ごと突っ込む

だけどもう起きなくちゃ

二度目の目覚ましの音が最後通牒を下すように鳴く
大きな大きな声で呼ぶ
僕は仕方なしに布団から顔を出す
そこから一気に布団を持ち上げる

そして起き上がれば、
今日の僕の一日が始まるんだ


ドツボにはまる

水溜りにはまる
泥をはねさせる
新品の服を汚す
僕の気分を落ち込ませる


ドツボにはまる

よかれとした行為
君思う好意
裏目に出たらもう
僕の駄目さが際立つ


ドツボにはまる

ドツボにはまって、また戻る
その繰り返し
だけど少しずつ物事は進んでいく

僕の気分もきっと…

ハナ


秋の気配が濃厚になると、
僕はいつもその香りを探してしまう

オレンジ色の金の花弁
小さく可憐な姿を楽しませ
地面に落ちても絨毯のように
芳しい香りを周囲に散らす

秋の気配が濃厚になると、
僕はいつもその香りに酔いしれる

芳しき花
僕を見つける
小さな姿
そっと微笑んで

金木犀
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